自分の機嫌は自分でとろう♪
ある日のこと
有里さんの新CD「とうめいな音」の裏ジャケットの撮影のために、いつも散歩に行く、神社の参道へ行きました。
私はカメラマン。元々、使おうと有里さんが選んでいた写真があったので、その構図と同じものを撮ればいいのかな~と漠然と考えていました。
でも、そこはアーティストの世界。たくさんの人に届くものを作るには、私は受け身過ぎました。そして、「不機嫌」が私の生き方にはベースとして流れているのでは?と有里さんが分析。
有里さんがその時、フェイスブックにあげた記事を紹介します。
しおり
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自分の機嫌は自分でとろう♪
~朝からご機嫌でもいいんじゃない?~
ずっと薄々気がついてたのだけど、
「機嫌が悪い」ことが日常化している人が意外と多い。
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森で、裏ジャケットの写真撮影のさなか。
つまらなそうに、探求心より、撮らされてる感に満たされて(笑) そこに立っていることが伝わってくるので
「なぜ、機嫌が良くないことを選択しているの?」
と、カメラマンのしおりちゃんに質問をした。
言葉では真意が伝わらない。
彼女が楽しくなるように、木の下で カメラを向けられた状態で、
わたしはジャンプ!ジャンプ!!と飛んでみた。
踊って うたって・・冗談みたいに・・・ラララララ~♪とくるくる回った。
しおりちゃんは、高らかに笑って アハハハハ~と明るいわらい声が森に響いた。
水色、ピンク、きれいな色の交った不思議な光の差し込んで 、なんだか素敵な写真が撮れたの。
この写真は CDの裏ジャケットに決定!
機嫌が直れば、世界を照らすのはあなたとわたし。
まっ、しおりちゃんが晴れ晴れしてなかったので、わたしが踊って歌って、みんなのご機嫌が良くなって、森のご機嫌もよくなって、結果オーライだったのだだけど。
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それで、ここ数日、
「今は なぜ 機嫌が悪いの?なぜ、つまらないって感覚を選択してるの?」
と、不思議に思う場面をたくさん発見した。
しおりちゃんの不機嫌にこの2年で、慣れ親しんでいたんだけど、新たな目で見るようになった。
たとえば・・・
任されて創意工夫して作り上げたチラシのデザインを、印刷会社に入稿せず、放置してあるのを見つけてしまい、「印刷して、主催者に送る」という手順を、改めて説明した時、楽しくない空気が押し寄せて来たんだけどね・・(笑)
そのとき、リアクションは様々だよねと思った。楽しくない重い空気は、しおりちゃんの選択であって、あなたなら、どのリアクションをするだろうか?
★危うく忘れるところを 間に合うように言ってもらってありがとう!と思うか
★言われて嫌だな~~と思うか
★「自分のチラシ作品を、発注して、みんなに手渡してもらえる」という期待、たのしいイベントを作るうれしさ&ワクワクを選択するか?
★印刷発注を「めんどくさいことやるの?」と思うのか
それは、一人ひとりの自由、嗜好なのだ。
さて、生きる上でのベーシックな反応は、人それぞれだけど、それは、どこから来るのだろう?
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今朝、しおりちゃんが
「朝から元気でもいいんじゃない?」って声が響いている。と言って来た。
彼女が言うには、
朝は不機嫌なのが当たり前、眠いし、起きたくないし、つまらない一日が始まるって、すべてめんどくさいと思う、昔からの習慣、長年の思い込みが いまだに沁みついていた・・と。
でも実際は、毎日が新しい 始まり。
自分の機嫌は自分でとる。
自分の機嫌の取り方を 研究してみよう
いろんなやり方あるかも。
居心地のよい場所 たくさん生まれるかも。
有里さん
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しおりが遊里庵(有里の自宅)に暮らし始めたいきさつは、こちらから読めます
しおりちゃんが、遊里庵(ゆうりあん・有里の自宅)にやってきた - 発達障がい てんやわんや 日記
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